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井口資仁が振り返る現役ベストシーン。世界一に指揮官から最大級の賛辞

井口資仁監督に聞く。Q25. 現役時代の忘れられないシーンベスト3を教えてください(2/3)

■日本とメジャーのハイブリッドスタイルを目指す

 メジャーリーグでプレーした4年間、米国の野球に直接触れたことで、新たな発見もあり、野球人としての引き出しの数を増やせたことは、今後の指導者としての人生において大いに役立つでしょう。

 ただ僕は、日本の野球に比べて、すべての面でメジャー流が優れていると考えているわけではありません。もちろん日本の方が良い点だってあります。それに、一見、メジャー流が優れていると思える部分でも、そのまま真似しただけでは日本に馴染まないこともある。そういう場合は、日本流にアレンジする必要が出てくるでしょうしね。

 是々非々というか、メジャー流の良い点だけを取り入れ、そうでないところは日本流を貫く。今季のマリーンズでは、そういう日米ハイブリッドのスタイルを築いていけたらと考えています。

明日の質問は…「Q26.現役時代の忘れられないシーンベスト3を教えてください」(3/3)」です。

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井口 資仁

いぐち ただひと

1974年12月4日生まれ。東京都田無市(現:西東京市)出身。千葉ロッテマリーンズ監督。97年逆指名で福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンクホークス)に入団。走攻守三拍子揃った選手としてレギュラーとして活躍する。2005年にはシカゴホワイトソックスに入団。ワールドチャンピオンに二度輝く。その後、09年に千葉ロッテで日本復帰。昨年現役引退を発表。


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